何をしても治まらなかったのがこのセッションにより治まっていき、通常の生活が出来るようになって受けて本当に良かったと思います

◉CBIT（シービット）キダメソッドを受けられる前のお子さんの状況を教えてください

小学校1年生の頃に鼻鳴らしが始まり、その頃は問題視はしていませんでしたが、3年生の3学期頃から目をパチパチするのが出てきました。その後、首を振る、手を振るなど色々な症状が出るようになり、4年生の時には学校の授業をまともに受けることができず、一日保健室で過ごすことが多くなってしまいました。首振り、手振り、口の中を噛むなど症状は常に3～5つ程度出ており、首振りで食事もできず、勉強や宿題もまともにできず、何とか子供を元気づけるものの、毎日夫婦で泣きながら精神的に非常に辛い日々を送っていました。

◉今回CBIT（シービット）キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください

様々な治療法を試していく中で、瀬川記念小児神経学クリニックの星野先生より勧められたことがきっかけです。最初は失礼ながらCIBT？行動療法？で本当に治るのだろうかと懐疑的でしたが、星野先生からチックが治まった子の話を聞き、また木田先生のブログなどを拝見しているうちに、これは本当に期待ができるかもと藁にも縋る気持ちで受講を決めました。

◉お子さんがCBIT（シービット）キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

まずビックリしたのが、セッション1回目であれほど出ていた首振りがピタリと止まったことです。

え？ほんとに？という感じで、1回目にしてこの効果です。

ただ2回目はその反動か、かなり大き目な症状が現れて焦りましたが、これもセッションを続けていくうちに目に見えて減っていき、すべてのセッションが終わった段階ではほぼ収まったと思います。

何をしても治まらなかったのが、このセッションにより治まっていき、通常の生活が出来るようになって受けて本当に良かったと思います。

肉体的にも精神的にも辛かった我が子、笑顔が多くなりました。

まだこれからも色々なチックが出てくるかもしれませんが、セッションをやって治まっていったことで自信に繋がったと思います。

今後も根気よく親子で取り組んで行きたいと思います。

また、もっとこのCBITが世の中に広がっていくことを望んでいます。

◉CBIT（シービット）キダメソッドを受けた感想を教えてください

ここまで効くとは思っていなかったので、本当に受けて良かったと思います。

ただ、効果を出すためには本人が本気で取り組む必要があります。

我が家は毎日朝と夜に20分ほどCBITを行っていますが、やはり本人のやる気がない頃には効果はいま一つでした。

全てのセッションが終わるころには毎日のルーティンとして自ら行うようになり、その姿勢がこの効果に繋がったのだと思います。

◉CBIT（シービット）キダメソッドをどんな人に勧めたいですか

きっと私のこの感想文にたどり着いた方はどうにかして治す方法はないか、色々と探してここにたどり着いたのだと思いますが、とにかく悩んでいる全ての親御さんに、ぜひ試していただきたいと心から思います。

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください。

あくまでも我が家のケースとしてお伝えしましたが、少なくとも本人が本気で取り組むことができれば、どのような方でも一定の効果はあるのではないかと感じています。

木田先生、本当にありがとうございました。

神奈川県の小5男子君です。

最初のセッションの時には首振り、手振り、口ゆがめ、足の指を床に押し付けるなどのチックが出まくっていてかなり辛そうでした。

首振りには顎を引いて首筋に軽く力を入れる。

手振りにはテーブルに手を広げて置く。

口ゆがめにはニッコリと笑ったような表情を作る。

足の指を床に押し付ける、には足の裏全体を床に押し付ける。

を拮抗反応にして、深呼吸しながら衝動を落としていきました。

小5男子君は涙を流しながらも七転八倒するようにして頑張り、衝動をほとんどゼロまで落としていきました。

セッションの終わった時には、なんかスッキリした〜と言っていましたが、2回目のセッションの時には感想文にもあるように、首振りがなくなって、代わりに口の中を噛んでその傷を指で触るというチックが盛大に出るようになっていました。

このチックには、口の中を触らないように手を机の上に置き、歯を噛み合わせて口の中を噛めないようにするというのを拮抗反応にしました。

このチックも衝動がやたら強くて、小5男子君は泣きながらブロックしていました。

泣きながらでもやり抜くというのが偉いところで、そのセッション中にはゼロにはなりませんでしたが、毎日の呼吸練習も朝晩に３０分づつやっていたらしく、私はそれを聞いて、よくそんなに頑張れるなと感心したものです。

セッションが進むにつれてチックも衝動も減っていき、この子には癇癪もあったのでしたが、親子喧嘩禁止、お母さんには逆らうな！と指示していたらそれを守ってくれて、いつの間にか癇癪の爆発もなくなっていったようです。

ゲームを２、３時間やっていると言うので、それも1時間に減らしました。

本当はゲーム禁止または３０分程度までがいいのですが、それまでなくなるとCBITを頑張るモチベーションがなくなりそうだったので、とりあえず1時間にしたのでした。

とにかく、この子はよく頑張ったというのが私の強い印象です。

この小5男子君の場合、お父さんが全面的にサポートに入ってくださっていて、毎日のCBIT練習もお父さんから厳命を受けているのでやらざるを得ないということもあったのかもしれないと思ってます。

お子さんのチックに関してはお母さんが色々と頑張るというケースがほとんどですが、お父さんも積極的に関わってもらうとお子さんの頑張りも変わってきて良い影響があるのかもしれませんね。

最後のセッションの時にはほとんどチックも出ておらず、最初の頃のこれは衝動強いな、なかなか手こずりそうだなと思ったのが夢のようでした。

お父さん、お母さんの評価では、CBIT前のチックが１０だったとしたら、最終回の時点では２だそうです。

小5男子君、君の頑張りの成果です。

自分を褒めてあげましょう。

 

 

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