7年間も苦しんでいたチックが嘘みたいに止まりました

◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けられる前のお子さんの状況を教えてください

チックは10歳から出始め、12歳が一番ひどい状態でした。

発達障害と強迫性障害があり、鬱や不安症があるため、今も薬を飲んでいます。

薬や成長によって、激しい運動チックはおさまりまっていました。

しかし、現在17歳ですが、初めて会った人は「何?」と感じる程度の咳払いやふんふん言うチックがずっと出ている状態でした。

中高一貫の男子校に通っているため、周囲もすっかり慣れ、チックについて言う人は誰もいない環境、家でもチックが出ていることには気づいているが言ってはいけないのが暗黙の了解の日々でした。

◉今回CBIT(シービット)キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください

チックが出ていることで、今後も人間関係や、就職などに対しての不安と、嫌でも注目される状況をどうにか改善できないかという思いを常にもっておりました。

1000万円かかっても治してあげたいという気持ちでいる中、CBITという画期的な方法があることを知り、藁にもすがる思いで即受けることを決めました。

◉お子さんがCBIT(シービット)キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

普段頑張ることをしない子が、よっぽどチックを治したいという気持ちが強かったのか、木田先生に言われた課題を毎日コツコツやっていました。

その甲斐あって、すぐに効果が現れ、あっという間にあれだけ出ていたチックが出なくなりました。

7年間も苦しんでいたチックが嘘みたいに止まりました。

もちろん、完全に止まってはいませんが、出ている状態が100%だったとしたら、現在は5%くらいです。

◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けた感想を教えてください

CBITでは、今までチックが出ていることを本人に言ってはいけないといわれていた定説と真逆なことをすること、チックが出ることを我慢させるのではなく呼吸法によって衝動をなくすということ、決して難しいことではないことなのに、あれほど苦しんでいたことが簡単に治まってしまったことにただただ驚きです。

◉CBIT(シービット)キダメソッドをどんな人に勧めたいですか

チックで悩むお子様、親御様にぜひお勧めしたいです

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください

チックは本人が一番苦しいのはわかっていますが、一緒に暮らす家族全員も辛い思いをしています。

トゥレットを知っている人は少なく、我が子のチックを見た人からの「それ止められないの?気になるんだけど」と悪気のない言葉に、ただただ見守ることしかできず、精神的に強くなれと願うしかありませんでした。

日本全国チックの病院を探し、治るならどこにでも行く覚悟でいたところ、5年前にお茶の水にある瀬川記念病院に出会いました。

精神状態がよくなかったこともあり、服薬でだいぶチックも弱くはなっていましたが、今回CBITを紹介していただけたことに本当に感謝しております。

最近Youtubeでトゥレットの症状をカミングアウトしている子ども達の動画があがっています。

それを見ると、トゥレットでも頑張っているなあと将来の我が子を見るように応援していました。

それでも、やはり生き辛いだろうなあという心配する気持ちが大きく、我が子の将来を不安に思う気持ちが強くありました。

あまりにCBITの効果が早すぎるため、また元に戻ってしまうのでは?という気持ちも正直ありますが、このまま治まってくれるのならば、チックのない子と同じ土俵の上にたつことができるのだなあといまだ信じられない気持ちです。

それくらい、短期間でおさまってしまったことに驚きです。

チック、トゥレットで苦しんでいる方が1人でも多く、早くCBITを取り入れることを願っています。

CBIT

(括弧内はお母さんによる評価です)

木田のコメント

神奈川県の高3男子君です。

お母さんによると、頑張るということができないほとんど勉強しない子なんだそうですが、それでも中高一貫校で落ちこぼれるわけでもなく、そこそこの位置につけているというこれまたトゥレットの典型のような地頭の良い男の子です。

私の見立てでは、こりゃ将来何かの世界で頭角をあらわしてくるんじゃなかろうかという雰囲気を感じさせるものがあります。

お母さんも書いておられるように、発達障害、強迫障害、不安症や鬱があるということで、これまでもご両親にはなかなか壮絶なご苦労があったようですが、今はそんなことも感じさせないとても穏やかで感じのいい少年です。

初回のセッションでは咳払いチックの衝動があったので、口から吸って鼻から吐く呼吸を拮抗反応にして、ゆっくりと深呼吸してもらいましたが、深呼吸がむちゃくちゃ下手でろくに吸うことが出来ません。

セッションの終わる頃には衝動はほとんどなくなっていましたが、深呼吸に疲れ切ってしまったようで、へとへとになっていました。

2回目のセッションでは咳払いチックはかなり減ってきていましたが、深呼吸の練習が本人には相当辛いものだったようです。

色々と試行錯誤していくうちに、うまく息を吸えていないことが分かってきて、吸うこと重視の深呼吸に変えていくと、自分にぴったりの呼吸の仕方を見つけたようで、そのやり方を〇〇オリジナル呼吸と名付けました。

オリジナル呼吸で深呼吸するととても落ち着いて気持ちが良くなるのだそうです。

それを聞いて、ああ、これからチックは激減していくに違いないと思いましたが、果たして次のセッションではチックが激減していました。

やっぱり呼吸なんだなと強く実感した次第です。

前回の体験記の東京都の中3男子君の場合も息がうまく吸えていなくて深呼吸がしんどいということがあり、吸うこと重視の呼吸に変えたらチックが急に減りましたが、全く同じケースと言って良いでしょう。

この高3男子君の場合、チックは大幅に減りましたが、オリンピックのサッカーの試合を生中継で見ていると減ったはずのチックが一斉に出てくるのだそうです。

そうなるのはサッカーに限るのだそうです。

しかも生中継がひどいらしい。

好きなスポーツを興奮しながら見ていると、チックの引き金が引かれるわけですね。

一応、サッカーを見るときは筋肉弛緩法というリラクシング法をやりながら興奮を沈めていこうということにしましたが、観戦の後にチックが長引かないのであれば、それはそれでいいのではないかと私は考えています。

チックをゼロにすることがCBITの目指すところではなく、チックをコントロールすることが出来ていればよしというのがCBITなのです。

今まで全然勉強していなかった高3男子君ですが、さすがに高3の夏休みですから急にエンジンがかかり出したようで、まずは1日6時間勉強するようになったそうです。

多分そんな風にしているうちに、飄々と志望校に受かってしまうのではなかろうかと私は思ってます。

一つ強調しておきたいのは、高3男子君もCBITの練習は熱心にやっていたということです。

でわ

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