最後のセッションの時には、フンフンチックもほとんど気にならないくらいたま〜にしか出なくなりました
◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けられる前のお子さんの状況を教えてください
小学4年生の冬より、担任との相性が悪く、1人でブツブツ言うチックや咳チック、鼻ならしチック等の音声チックや首振りなどの運動チックが出てきました。
その時から、漢方やサプリメント等を飲み、様子を見ていました。
5年生になり、良い担任になり、チックは減りはしたものの、無くなることはなく、特に首振りチックとフンフンチックが目立っている状態でした。
◉今回CBIT(シービット)キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください
色々調べる中で息子の行動がチックというものであると分かり、また、私の子供の頃にも爪噛みなどチックと言われる行動があったと気づきました。
そして、私自身子供の頃、自分のチックとよばれるその行動を自分でやめたい!と思うようになり、やりたくなったら、「やらなくて大丈夫!」と何度も自分で自分に言い聞かせてやらなくできたため、シービットを知った時、これだ!と確信的なものを感じました。
そして、そのシービットをいつ息子にやってみないか、と言うか…タイミングを見ている状態で1年ほど様子をみていたのですが、首振りが続いていた息子が、首や肩周りが痛いと言うようになり、このままだとどんどん痛くなるのではないかという心配と、もうすぐ中学生になるので、今かなと思い、息子と相談してやることに決めました。
◉お子さんがCBIT(シービット)キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください
まず、初回の時に、私や本人が、気づいていないチックをいくつか木田さんに気づいて頂き、思ったより色々なチックが出ていると知りました。
その時に、ゲームの時間を30分にと言われ、また最初の1週間はゲームなしと言われたため、それまで毎日2時間程していた息子は放心状態でした。
しかし、家族で話し合いをし、父親も一緒に1週間ゲームをやめること、今までゲームをしていた時間を家族遊びの時間にしようと話し合い、一緒に頑張ろうと説得をしました。
その日は1日落ち込んでいて、大丈夫かな…と心配していたのですが、翌日、学校から帰ってきた息子が、「今日学校で木田さんから教えてもらった呼吸をめちゃくちゃ沢山やったら首振りなくなった!」と、第一声に言ってきたその日から、本当に首振りがほとんど出なくなりました。
それ以降、息子は、日常生活の中で、予防として沢山呼吸をしていました。
それも効果あったのか、木田さんに気づいていただいた他のチックも、比較的すぐ減っていきました。
しかし、フンフンチックは、減りはしたものの、最後までしぶとく残っていました。
息子自身、中だるみになった時もありましたが、「シービット療法は最後の砦だよ。これで減らせなければもうずっとこのままかもしれないよ」等と話をしたことで、最後の1週間、息子なりにフンフンチックの衝動に気づけるようになり、一生懸命呼吸をしていました。
その成果もあり、最後のセッションの時には、フンフンチックもほとんど気にならないくらいたま〜にしか出なくなりました。
◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けた感想を教えてください
初回の首振りがほとんど出なくなった時の喜びは、チックの音が聞こえるたびに、この子は将来どうなるんだろうと毎日毎日不安で、悩んでいた私にとって、久しぶりに味わった穏やかな気持ちでした。
首振りが抑えられるようになった事で、息子自身もとても喜び、やればできると思うようになったみたいで、それから自分で予防と言いながら、毎日何度も呼吸をしていました。その呼吸の音が聞こえることも私自身の安心に繋がり、親の私の不安な気持ちが薄れていきました。
私の気持ちが穏やかになったのを感じとったかのように、怒り衝動のある息子自身も穏やかになっていったように感じ、シービットは家族みんなを幸せに導くものだと感じました。
◉CBIT(シービット)キダメソッドをどんな人に勧めたいですか
チックで悩んでいるすべての人です。
私のように、チックがある事で可愛い我が子の未来が心配なお父さんお母さんにも、シービット療法を家族で頑張れば、今より未来に向かって前向きな気持ちになれると思います。
三重県の小6男子君です。
見るからに賢そうな子で、テストも大抵90点以上、100点も多数という典型的なよくできるトゥレットの子です。
最初のセッションで首振りはほとんどなくなってしまいました。
もともと癇癪持ちということは聞いていたので、誰に対して癇癪を爆発させるのかと聞くと、妹さんがまだ小2なのに「はあ?」とか言って腹が立つというので、これからは妹にも癇癪禁止!と言い渡しました。
ところが3回目のセッションでまた首振りが戻ってきているようだったので、詳しく状況を聞いていくと、うつ伏せで寝る癖があり、当然ながら首はどちらかに向いたまま寝ているわけで、そのせいで首のあたりの筋が凝っているのかして、しきりに肩を回したりしているということでしたので、うつ伏せ寝用枕か何かを使った方がいいかもという話をしました。
結局は小6男子君自身が仰向けで寝るようにしたことで、肩凝りは減り、首振りもそれに連れて減っていったようでした。
花粉症などのアレルギーや鼻づまりが瞬きチックや鼻鳴らしチック、咳払いチックを誘発しやすいように、筋肉の凝りも運動チックを誘発する可能性があるようです。
ふんふんチックが最後までなかなか減りませんでした。
本人がふんふんチックの衝動に気づきにくいようで、ここから「衝動ゼロノート」という毎日10回は衝動がゼロになるまでCBIT練習をしてノートに記録することを宿題にしました。
記録して私に見せねばならないので、練習をサボりにくくなる効果を狙っています。
衝動ゼロノートの効果もあったのか、最後のセッションではほぼチックはなくなっていました。
そして、お母さんが言われるには、何よりも小6男子君がイライラすることが激減したということでした。
お母さん自身が書かれているように、お母さんも小6男子君のチックに苛立つことがあったようで、CBITでチックが減ることでお母さんの気持ちが穏やかになり、それに連動するように小6男子君のイライラも減ったかのようでした。
この辺りは心当たりのあるお母さん多いのではないでしょうか。
とは言っても、イライラするものはイライラするので、よくトゥレットの本に書いてあるように、心をドーンと大きく持ってなんて実際どうやってそんなことできるんよ!?と言いたくなることでしょう。
1番の薬はなんと言っても子供のチックが減ることですわね。
そのためにお母さんがCBITに一所懸命になりすぎて子供がストレスを感じる、ということもあるので、なかなか難しいところです。
小6男子君は名古屋大学の理学部に行って、生物や鉱物、化石の研究をする科学者になりたいのだそうです。
チックも減ったことだし、イライラもしなくなって、邪魔するものがなくなったので、勉学に精出して夢を実現してくれることでしょう。
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