音声チックはセッション1回目終了からすぐに激減しました。

◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けられる前のお子さんの状況を教えてください

幼稚園年少より、まばたき、舌だし、白目、咳払い、肩上げのチックが出だし、年長夏に首振り、年明けから音声チックが出始めました。

春休みとコロナの自粛でゆっくりできたからか、チックはいったん治まり、分散登校やイベントの自粛でスタートした新1年の1学期は平和に終わりました。

夏休み終盤より学校の始まる不安からか音声チックが出だし、2学期、音声チックが朝の読書時間でも目立つようになりました。

CBITの適応年齢10歳を満たしていませんでしたが、木田さんに相談してCBITを開始することにしました。

◉今回CBIT(シービット)キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください

本人が音声チックで困りだしたこと、また今後日常生活においてチックをコントロールする術を身につけさせてあげたいという親の思いから始めました。

◉お子さんがCBIT(シービット)キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

音声チックはセッション1回目終了からすぐに激減しました。

呼吸を整えたことで治まったようです。

音声チックが治まると同時に首振りが激しく出だし、首が痛かったり学校がしんどかったりとつらい日々になりました。

しかし次のセッションで木田さんの声に合わせて呼吸を行い、セッション中呼吸しながら寝てしまいました。

すると、起きると同時に「首振りしたい気持ちがなくなった!」と言い、2-3日で首振りがなくなりました。

本人もとても元気に過ごしていたのですが、1週間後首振りの衝動が戻ってきて、呼吸しようにも止まらず本人もそして私もとても疲れていました。

その際木田さんに相談に乗っていただいたり、どのように声掛けしたらいいか教えていただきました。

7歳という年齢もあり、CBITを頭で理解はしていても衝動が強く戻ってきたものを毎回止める精神力はまだ持ち合わせていないと感じました。

しかしセッションを重ね、本人も呼吸の仕方やコツをつかんできたのかだんだんと衝動が治まり、最後のセッション前には首振りが治まっていました。

今は目立つチックは出ていません。

本人も「いつの間にか呼吸していた」ということが多くなり、呼吸の仕方を何となく覚えたようです。

今後チックが出た際も、CBITを使いながら上手に付き合っていけるように過ごしていきたいと思います。

◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けた感想を教えてください

受けて本当に良かったと思います。

本人にとって、年齢的にも日々継続してCBITを行うことは難しい部分があるかもしれませんが、木田さんのセッションを受けただけで衝動がなくなったので、それだけでもよかったと思います。

◉CBIT(シービット)キダメソッドをどんな人に勧めたいですか

チックで困っているすべての方です。

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください

CBITで首振りの衝動がなくなり、そしてまた戻ってきたとき、親子ともにとても落胆しました。

しかしまたCBITを継続していくことで衝動がなくなったとき、CBITは万能じゃないし、チックが完全に消えてなくなることはないけれど、CBITで少しは楽になるし、どうにかコントロールしていけるようになると思うことができました。

CBITでチックをすべてなくしてしまうというよりも、うまく付き合っていける武器くらいの気持ちで臨んだほうが気持ち的に楽なような気がします。

チックもチックンと名前を付けてみたり、ドキドキしたらドッキンちゃんと名前を付けてみたり。

チックも不安も自分の中の一つのものとして上手に付き合っていってくれたらいいなと、親として思い直したセッションでした。

チック症

木田のコメント

熊本県の小1男子君です。

なにせつい最近まで幼稚園か保育園に行っていた年齢なので、ちょっと幼すぎるかなあとは思いましたが、IQが120もあると聞いて、それなら大丈夫ではないかと考え、セッションをやらせてもらうことにしました。

CBITセッションを始めてみると、確かに年齢なりの気の散り方はするものの、こちらの話していることの大事なところはきっちりつかんでいます。

こりゃ頭いいわ、と思いました。

なんでトゥレットってこんなに賢い子が多いんですかね。

人懐っこくて可愛いので、私もセッションするのが楽しかったです。

家や学校では実は結構一所懸命にCBITをやっていたようです。

色々と自分なりの工夫も加えていたらしいです。

一度消えた首振りがまた戻ってきて、お母さんと本人が一緒に凹むということもあったようですが、挫けずにCBITを続けた結果、最終回にはおおむねチックは抑制されている状態になっていました。

小学校1年生でもここまでチックをコントロールできるんだと、私自身もCBITの効果と年齢の範囲を広げることに自信を持てました。

セッションでうまく呼吸が回った時には、大抵その後チックがガクっと減るという事があったように思います。

トゥレットの子は呼吸の浅めの子が多いです。

深呼吸もなかなかうまく深くできない事が多いですが、それが上手くできるようになると、心が平穏になるのか、チックがするすると減っていく事が多いようです。 小1男子君はまだ7歳ですが(8歳になったかな)、この先チックが出たらCBITの呼吸をするを心がけていく事ができれば、何年か先の衝動の波の時期も、知らないうちにやり過ごす事ができるような気がします。

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