1回目のセッションを終えてから、まず娘の表情が一変しました。

◉CBIT療法を受けられる前のお子さんの状況を教えてください

幼稚園年長の2月にまばたきが始まりました。
そのうち頻回に肩をすくめ出し、咳払いや喉をクンクンと鳴らすような声が出始めました。その時は私が自分で調べてチックだと気付き、かかりつけの小児科医に相談しましたが、気にしないでいてあげたらそのうち良くなると言われ、一過性のものだと信じていました。
1年生になり、波がありながらも症状は治ることはなく、1つ治ったかと思えばまた別のものが出現する、その繰り返しでした。
2年生の秋にそれまで無かったベロ出しが始まり、根元まで舌を出してしまうため、下の前歯で舌の裏の筋がパックリと切れてしまい、痛みで毎晩大パニックとなりました。
不安と恐怖でいっぱいの娘を抱きしめてあげる事しかできず、気付かないふりをする事にも限界を感じ、チックの事を話しました。
「どうして○○だけチックなの?これじゃあ産まれてこない方が良かった!」と大泣きされてしまい、娘の寝顔を見ては涙する毎日でした。

私の住む地域では専門の病院がない為、総合病院に問い合わせると、出張医で来ている児童精神科の先生に診てもらえるのは半年先との事で待ち切れず、翌週に直接その先生がいる札幌の大学病院まで行き、そこでトゥレットの診断を受けました。
その後は地元の総合病院で定期的にその先生の診察を受け、3年生の夏から抑肝散陳皮半夏を内服、内服後はしばらく落ち着いたように思いましたが、秋にまた音声チックが強くなりリスペリドンが処方されました。
極少量ではありましたが、1週間位続けて飲むと頭痛を訴え、覇気もなくなってしまいました。
本人も飲むのを嫌がったため、日曜の夜や(翌日が休み明けの登校なので)、症状が強く出そうな前触れを感じた時に私の判断で頓服的に飲ませていました。
薬はできるだけ飲ませたくないという思いはありながらも、娘がソワソワしている様子を見ると、また大波がくるのではないかと不安になり、ついこちらから薬を勧めてしまう。

何かできる事がないかとネット検索の日々。
そんな時に木田さんのブログに出会い、CBITの事を知りました。

◉今回CBIT療法を受けられることを決めた理由を教えて下さい

何度話しても友達やクラスメイトには絶対にチックを知られたくないという娘の頑なな思いも、やはり成長とともに限界が近づいていると感じる事が増えてきました。
小声でも授業中にクンクン音声チックが出てしまえばチラチラ見られる、ずっと首をカクンカクンと振っていれば「何やってるの?」と聞かれる。
口元のチックがあるのでマスクをしていれば、「咳出ないのにマスク?」と言われるなど、3年生になるとやはり今までの様に誤魔化す事ができなくなってきたと娘も感じていたと思います。
次第にチックが強く出ている時は友達を避けたり、あれだけ休みたくないと言っていた学校も自分から休みたいと言うことがあったり。
自信をなくして不安を抱え、どんどん暗くなる表情、イライラしているなと感じる事も増えました。
それまでなかった強迫観念と思われる行動が見られたり、痛くて叩きたくないのに自分の足を叩いちゃうと泣いて訴える事も。

ネットや本の情報ではトゥレットのピークは10歳〜と書かれているものが多く、この先娘にこれ以上どんな試練が襲ってくるのかを考えると正直恐怖でしかありませんでした。
娘のチックが酷い時はどうしても私の気も滅入ります。
心配で食事も喉を通らない、1人の時はため息ばかり。
そのうち不整脈や蕁麻疹が出たりと、身体の不調まで出始めました。
このままではダメだと思い、思い切って木田さんに相談させて頂き、シービッターズに誘って頂きました。
自分と同じように悩み、頑張っているお母さん方がこんなにたくさんいたんだという安堵感、そしてCBITだけではなくサプリメントや栄養療法などまだまだ努力できる事がたくさんあった事を教えて頂き気持ちがスーッとに楽になったのを覚えています。

その時はまだ3年生の冬でCBITを受けるタイミングとしてベストなのかどうなのか迷っていました。
娘に話してもその時は困り度も低く、「4年生になったらやる」と軽い返答だったため、もう少し後で、と考えていました。
そのうち座りジャンプや首をカクンカクンと振る動きがまたひどくなり、音声チックもチラホラ出始めました。
周りの友達に指摘されるようになり、娘の方からCBITについて質問してくる事が増え始めたので、気持ちを再確認して一緒にがんばってみよう!と始める決意をしました。

◉お子さんがCBIT療法を受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

初めて木田さんにテレビ電話越しでお会いして1回目のセッションを終えてから、まず娘の表情が一変しました。
喜び、希望、安堵感が一気に押し寄せたんだと思います。
私も同じ気持ちでした。
その日の晩に「もうお薬(漢方)飲まなくて大丈夫」という娘の言葉を聞きその日から内服はやめました。
娘はセッションの後は自分なりにノートにまとめたり、積極的にチックキャッチゲームやCBITにも取り組んでいました(ご褒美プログラムで設定した物が目当ての部分もありますが笑)。
セッションではその都度出ているチックに対しての拮抗反応を教わり、衝動を落とす。
娘の場合は大体のチックはセッション後にピタッと止まり、数日でまた別のチックが顔を出します。
それでもCBITを受ける前とは違い、「チック出てるよ〜」と私も主人も遠慮なく指摘し、娘も全く落ち込むことなく「あ!また新しいの出てきたわー」と笑って返す。
そんな会話が本当に夢のようです。
CBITがあるから大丈夫!と家族全員がチックに対して前向きになれた事、本来の娘の明るさが戻った事、そしてあれだけ友達には知られたくないと頑なだった娘が、自分から仲のいい友達にチックの事を話した事。
それだけでも我が家にとっては大きな成果です。

◉CBIT療法を受けた感想を教えてください

CBIT療法を受けてからチックフリーの日も増えました。
コロナでの休校が長引き、セッション①〜⑧が全て休校期間中だったため、学校が再開するとまたどうなるかはわかりませんが、今のところはチックが出ていても周りには気付かれない程度のもので落ち着いてます。
娘の場合はこれまでを見てると春〜夏は比較的チックが落ち着き、秋〜冬にかけて悪化の傾向があります。
この先もしまた秋にチックの波が襲ってきても負けないぞ!という気持ち、娘と一緒にきっと乗り越えられる!という希望がもてました。
実際に大波がきたらまた落ち込んでしまうかもしれませんが(笑)
それでもCBITを習得し、出口に向かう望みが持てたのと、以前のように先の見えない不安と恐怖の中ただ神様、神様と祈る事しかできなかったのとでは気持ちが180度違います。
娘は毎週木田さんとのセッションを心待ちにしていました。
ちょっとした会話でもなぜか安心感を与えてくれる気がします。
最近は木田さんに対しての緊張感がなくなり呼吸法の途中で笑い出したりセッションに集中してなかったりする事も増えてきましたが、できる事なら親子で永遠に木田さんのセッションを受け続けたい気持ちです(笑)

◉CBIT療法をどんな人に勧めたいですか

お子さんのチック、トゥレットに悩み毎日不安と心配でネットの検索魔となっているお母さんがたくさんおられると思います。
私も同じでした。
正直CBIT療法がどのようなものかあまり理解できていないまま、藁にもすがる思いで木田さんに依頼しました。
今はあの時決断して本当に良かった!木田さんに出会えて本当に良かった!と感謝の気持ちでいっぱいです。
CBITを受ける前に、私もCBITを体験された方の感想文を読ませて頂き力をもらいました。
昔から感想文は大の苦手でこの文面でどれだけ伝えられるかわかりませんが、とにかくCBITを受ける前と後では多少のチックが出ていてもモチベーションが全然違います。
一緒にチックと思い切り向き合えた事で気持ちが楽になり、前向きになる事ができました。
それと家族の笑顔と笑い声が増えました。
何がきっかけでチックのスイッチが入ってしまうのかがわからないので、叱り方も自分なりに抑えてきましたが、今ではそんな遠慮もなくなり反抗やワガママに対しての怒鳴り声もかなり増えました(笑)

CBIT療法はお子様のチック・トゥレットに悩み、精神的にいっぱいいっぱいでも何とか自分を奮い立たせ、お子様に精一杯の笑顔で接しながら不安と闘っているお母さん、ご家族全ての方にお勧めしたいです。

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください

娘は未だに小さな錠剤でも上手く飲み込む事ができません。
一度、風邪薬が飲み込めずモタモタしているうちに口の中で溶け出し苦さで戻してしまいそれがトラウマになっているようです。
味覚も敏感で自分の嫌な味は二度と口にしません。
本やネット、シービッターズの皆さんの情報を参考に鉄やマグネシウムを娘にも摂らせたく、サプリメントをすり潰したりコーヒー牛乳に混ぜたりもしてみましたがやはり娘にはムリでした。逆にストレスを与えてしまう結果に。。。
色々と買い込んだサプリメントは私が飲んでます(笑)
鉄分を少しでも摂らせたくて麦茶や出汁に使用する水は全て沸かす際にわずかな期待を込めて鉄たまごを入れています。
唯一美味しいと言って食べてくれる鉄・葉酸のぶどう味のチュアブル、お米に超高濃度マグネシウムと市販の鉄・ビタミンのサプリ米を入れて炊いてます。
それとエプソムソルト風呂(マグネシウム補給)で入浴。
本当に微々たる摂取だと思いながらもこれだけは娘の負担にならずこれからも続けていけそうです。
私自身も含め、お子さんのチック・トゥレットに悩まれてる全てのお母さん達が「あの時は本当に大変だったよね〜」といつか笑いながら子供達と話せる日が来る事を心から願っています。

木田のコメント

北海道の小4女子さんです。
すごく明るい可愛らしい女の子で、将来は美容師さんになって、実家の隣で開業したいんだそうです。
私はクライアントのお子さんたちとは、セッションのビデオ電話で会うだけなので、その子の簡単なチック歴は知っていても、どんなつらい思いをしてきたのかについてはほとんど知らずにセッションを進めています。
セッションが概ね終了した頃に、お母さんから感想文をいただいて、あー、そうだったんだーと思う事が多いです。
この小4女子さんの場合も、セッションの時には天真爛漫な明るい子なので、そんなにつらい時期があったとは思ってませんでした。
明るい子の表情を暗くさせてしまうチックというのは、やはり厄介なものではありますね。
小4女子さんが開業する頃には、私の髪の毛はもうなくなっているとは思いますが、夢が叶った姿を見に、ふらっと北海道まで行ってみたいような気もします。

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