最初は少しでもマシになればいいかなくらいのわずかな期待でしたが、これほどまでに劇的な効果があるとは想像もしませんでした。

大阪府小5男子Y N君

◉CBIT療法を受けられる前のお子さんの状況を教えてください

幼稚園年中の頃から音声チックがみられるようになりました。
「アッ!」や「ホッ!」などの単音で、ざわざわしている状況ではさほど目立つものではなく、様子をみていました。
2~3年生頃から発声する音量が上がり、20~30秒ごとにひっきりなしに続く時期もあり目立つようになったことと、運動チックも出現するため担任の先生にはそのような状態がある事の説明をしていました。
漢方薬の服用も始めましたが、チックの出現にも波があるので十分に効果があるのか無いのか判断できない状況のまま継続中でした。
神経作用効果のある向精神薬は、息子の本来の特性を阻害する心配があり選択しませんでした。
4年生以降は終始何らかのチックが出る状態で、息子から相談されることはありませんでしたが、友達や周りから「何それ?」や「だまって!うるさいなー」などの言葉をかけられていたと思います。
家族のなかではチックのことを「クセ」と表現しており、息子は「クセなんやから仕方ないやろー」と返事していたようです。
動作の大きな運動チックの時は、大好きなテニスにも集中できなかったり、首振り過ぎで首を痛めたり、ご飯を食べるときに腕が急に動いてこぼしたりしてとても食べにくそうにしていた時もありました。
バスに乗ってテニスに通っていたところ(3~4キロの距離)、ある日から自転車で行くと言って変更したのはバス内でのチックを気にしてのことだったと後からわかりました。
5年生になるとさらに複雑なチックの出現もあり、担任の先生からの状況報告で教室でも抑えきれないものがあることが分かり、どうしたものかと頭を悩ませていました。

◉今回CBIT療法を受けられることを決めた理由を教えてください

診断を受けた訳ではありませんが、症状と経過からTourette症候群と考えられると思いました。
色々調べても確実に有効な治療法はないとのことでしたが、その中で当事者でもある木田さんが発信しておられるCBIT療法というものに初めて出会いました。
薬の副作用の心配がなく、外科的なリスクを負うわけでもなく、本人が症状と向かい合って行動療法的な訓練をすることによって緩和、改善できるというところがとても自然な形に思え、私の腑に落ちてすぐにセッションの申し込みをしました。
息子には「クセ」といっているのは「チック」というもので、効果のある薬が無いこと、チックがあることによって困っている場面があること、自分の訓練次第でチックが良くなる可能性があることを話すと、即座に「やってみる」との返事でした。

◉お子さんがCBIT療法を受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

見た目には話を真剣に聞いているのか聞き流しているのかわかりにくい息子ですが、木田さんから教えてもらった対処法について、その都度真面目に実行しながら過ごしていたようです。
セッション初回では、激しかった数々のチックが1週後にはちょっとマシになった代わりに新しいチックが出現したりしながら2週間、3週間が過ぎ、1か月経ったころにはとても穏やかに消えていった様子には息子をはじめ家族みんなが驚きました。
皮がめくれるほどこすり合わせていた激しい運動チックがなくなったのは本当にありがたい事でした。
自由奔放に見える息子も、根っこはかなり真面目で、前駆衝動をキャッチしてコントロールしていたのです!
音声チックのエコラリアは最後まで苦戦しましたが、衝動を0まで落として無くしたいと言って頑張っていました。
このセッションを通して息子は自分でチックを抑えられるという自信がついたと思います。

◉CBIT療法を受けた感想を教えてください

見守るだけで、為すすべが無かった昨年までの不安な日常ががらりと変わり、息子も家族も心が軽くなりました。
最初は少しでもマシになればいいかなくらいのわずかな期待でしたが、これほどまでに劇的な効果があるとは想像もしませんでした。

このCBIT療法を日本に持ち込んで下さった木田さんには本当に感謝でいっぱいです。

◉CBIT療法をどんな人に勧めたいですか

チックのためにつらい思いをしているお子さんとそのご家族にぜひともトライしてもらいたいです。
本人の努力を必要としているので、困っている自覚がないと難しいかもしれませんが、チックキャッチゲームを上手く活用して対処法を根気よく繰り返していけば、コントロールできるようになると思います。

その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどがあればご自由にお書きください。

子どもに現れるチックを目にするたびに、ざわざわする親の心の有り様はよくわかります。
CBIT療法は薬に頼らず、将来子どもが自信をもって生きていけるように手助けできる有効な方法です。
家族も救われます。
迷っておられるならば、一刻も早く試してみてほしいと思います。

木田のコメント

大阪府の小5男子君です。

セッション中は、あまり熱心な様子ではなく、仕方なくやってる風でしたが、陰でかなり一所懸命に努力していたらしく、セッション5回めあたりではもうあまりすることがなくなってきてました。

上の写真のチック階層表でわかる通り、セッション4くらいから、チックの鬱陶しさを表す数字に、チックがないことを示す0がパラパラと出てきだして、最終回のセッション8ではチックフリーのオール0を達成していました。

チックフリーになっても、トゥレットが治ったわけではなく、衝動が非常に弱い状態になったということです。

ここで気を抜くと、またチックが戻ってくる可能性あるので、気を抜かずに、チックが出たらCBITで止めるをきちんとやってくださいと言ってあります。

最初は音声チックも運動チックもかなり強かったので、私自身も最後にチックフリーを実現できるとは思ってませんでした。

この小5男子君は、本当はチックがつらいんだけど、そのことを認めるのが嫌で、わざと熱心でないように見せてたんでしょうね。
チックのある子供たちは、気にしていないようなふりをして、実は苦しんでいることが多いです。
私自身も、チックの話は徹頭徹尾避けてましたからね。
それくらいチックの事って、子供たちの心に影を落としているものです。

CBITが全てのケースでチックフリーを実現できるというわけではありませんが、打つ手のなかったチックに対して、CBITという対抗できる強力な手段が出てきたのは、チックのある子供たちにとっても、親御さんたちにとっても大きなことだなあと我ながら思います。

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