息子には目に見えて効果がありましたし、受けて本当に良かったと思います

◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けられる前のお子さんの状況を教えてください

5歳(年中)に肩周りの運動チックから始まり、7歳(小1)で音声チック、その後運動 チックが脚などの体幹に出てきました。

CBITを受ける直前は手指のチックが酷く、勉強をするにも書くのを途中で止めないといけなかったり、ピアノも全く弾けない状態になっていました。

ジャンプは身体全体を使うので疲れるし、首振りで首も痛く、大音量の叫ぶチックでクラスメイトに注意されるなど大変困っていました。

◉今回CBIT(シービット)キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください

CBITについてはネット上で耳にはしていたのですが、私が住む地域(英国北アイルランド)でCBITのセッションをされている人はいませんでした。

そこでCBITの本を英語で読んでみたのですが、私自身も、英語が母語の夫ですらチンプンカンプンでした。そこで日本語で調べたところ、木田さんのホームページにたどり着きました。

ただ息子は対象年齢の10歳に及ばないため駄目かなと思っていたところ、木田さんが10歳未満のお子さんもセッションされたご経験があるとのことで、前向きに考え始めました。

木田さんのセッションはオンラインなので、日英の距離感がないですし、ちょうどコロナで学校が長期休校になりサマータイムで時差が短かったこともあり、こんなチャンスはまたとないだろうとCBITを受ける決定打になりました。

◉お子さんがCBIT(シービット)キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

息子自身が非常に困っていたチックは本人のモチベーションも高く、「CBITの宿題」と言いながら真面目にやっていました。ご褒美の本が目当てでもありましたが。真面目にやっていたものはチックの減りも早かったです。

年齢的なのか息子の性格なのか、困っていないチックはすすんで拮抗反応をしてくれないことがあり、向かい合って手を繋ぎながら呼吸をしたり、特に頑張った時にはご褒美をアップグレードしたり、息子のやる気が出るよう色々試しました。

親の私達がチックの当事者ではなく、息子も他にチックの人に出会ったことがないので、木田さんの当事者としてのお話を直接伺うことができたのは、私にとっても貴重な体験でした。

学校の宿題同様、親子の関係では息子が話を聞いてくれなかったりするのですが、セッションでは木田さんが上手に褒めてくださるので息子も嬉しかったようです。

◉CBIT(シービット)キダメソッドを受けた感想を教えてください

CBITを受けて明らかに息子のチックは減りました

ただ、チックのピーク期にまだ達していませんし、新たにチックが出てきたり、ほとんどゼロの日があったりと波はあります。

息子はCBITの対象年齢より若かったので、今思えば一か八か的なところはあったのですが、息子には目に見えて効果がありましたし、受けて本当に良かったと思います。

◉CBIT(シービット)キダメソッドをどんな人に勧めたいですか

チックで困ってらっしゃるお子さんに。

私も息子の年齢など懸念があったのですが、問い合わせをして木田さんが丁寧に答えてくださったので、疑問点がクリアになり決断できました。

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください

オンラインコミュニティーのシービッターズでは、チックのお子さんを持つ親御さんがこんなにいらっしゃるのかと驚く一方、有益な情報交換もさせてもらっています。

CBITだけでなく、こういった交流を持てたこともありがたかったです。

お子さんのチックで悩みをお持ちの親御さんは近くにはいないかもしれないけど、全国・ 世界にたくさんいらっしゃいます。一人で悩まないで一緒に頑張っていきましょう!

木田のコメント

英国の小2男子君です。

お母さんは日本人、お父さんは英国の方です。

コロナウィルスによるロックダウンで、半年近く学校が休校になっている中でCBITセッションを受けてもらいました。

お母さんからしっかり日本語教育も受けているので、日本語は普通に通じます。

とは言え、やんちゃな盛りなので、最初のうちはなかなかじっと座ってセッションを受けてくれませんでした。

こりゃこっちの言ってること聞いてないなあと思っていたら、それが案外聞いてるんですね。

お母さんに促されながら、シービット、シービット、こきゅう、こきゅうと言いながらCBITの拮抗反応を練習するのだそうです。

最近、6歳、7歳、8歳などのお子さんにセッションすることが増えていますが、聞いてないようで聞いているというところは共通しています。

幼い子供たちは幼いなりに、自分のチックに心を痛めているようで、なんとかしたいという思いはやはりあるんですね。なので、聞いていないようでも実はどうすればチックが良くなるかの話については敏感に聞き耳を立てていて、なんとかしたいチックが出てきたら、それなりに拮抗反応と深呼吸をしたりするのです。

脳が若いだけに、回路の書き換えが素早く起こるようで、さほど熱心に練習しなくてもチックはスルスルと減っていくという印象があります。

私の個人的な見方では、小さな子供の場合、チックに向き合い始めて、チックをコントロールしようという意思を持った時点で大きくチックは減り出していくのではなかろうかという感じがしています。

ほぼ無意識の中で勝手に回っているチックのサイクルを、意識の光の当たるところに引きずり出してコントロールしようとすることで、無意識の中で習慣化されていた衝動とチックの発生にブレーキがかかる、そんな感じでしょうか。

英国の小2男子君の場合も、気付いたら、あれ、こんなに減ってるね!という具合でした。

小さな子のCBITセッションは、多少苦労するけど効果は出やすいという思いは私の中で強くなりつつあります。

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