CBIT(シービット)療法にはアカデミックなエビデンスがあります。

下の写真の論文がそのエビデンスです。

エール大学医学部、ジョンズ・ホプキンズ大学病院、UCLA医学部という、3つの錚々たる権威ある研究機関が、合同で行った大規模なCBIT(シービット)の効果の実証実験調査の結果の詳細が記されています。

総数126人の9歳から17歳までの子供に、10週間かけて8回のCBIT(シービット)基本セッションを行い、厳密な学術的統計処理によりCBIT(シービット)の効果を検証したものです。

その内容によると、52.5%に顕著なチックの改善が見られ、改善ありも含めると約75%に効果が認められた、となっています。

8回の基本セッションの半年後の調査でも、効果は維持されていることが確認されているとあります。

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CBIT(シービット)はこのように学術的に効果が実証されていますが、実際に日本CBIT(シービット)療法協会が行った約100人の10代の児童へのセッションの結果を見ても、男女を含めた全体では、顕著な効果ありを含めて70%、効果ありを含めると80%以上の成功率が確認されています。

成功と認められなかった事例には、ADHDやASDなどの随伴症によりセッションに対する情緒的な拒絶反応があって、セッションが成立しなかったとか、チックの重症化が進んで入院することになり、セッションを中断せざるを得なかった、幼すぎてCBIT(シービット)を理解しきれなかったなど、CBIT(シービット)そのものの効果の有無とは関係ないものが多くありましたので、その成功率はかなりの高率になると言えるでしょう。

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